インカムゲイン派の不動産投資の出口

不動産投資には(不動産投資に限らずですが)キャピタルゲインとインカムゲインがあることをご存知の方は多いと思います。
キャピタルゲインは物件の値上がりを見越した売買益による収益、インカムゲインは毎月の家賃収入による収益ですね。
このうち、インカムゲインを意図した投資における出口とはなんでしょう。

「成功した出口」の定義

要するにトータルで得をすべきなのが投資であり、その定義は?という話です。
結論「購入額-(保有期間中の純収益+売却時の純収益)」がプラスになっていればよいわけです。

保有期間中の純収益

家賃-(銀行返済+修繕費、広告費、固都税等の経費)ですね。

売却時の純収益

物件売却価格-(残債+仲介手数料、税金等の経費)です。
ここでいう物件売却価格を、超ストレスかけた状態で見ると、
保証されているのは建物解体費用控除済みの土地値での売却です。ここは最低ラインで保証されるものと考えます。
仮に解体費用控除済み土地値売却価格と売却諸費用がバランスしている場合、今までの稼働分がまるまる収益となる計算です。

計算時は便宜的に固都税評価額の0.7割戻しで土地値計算。
解体費用はRCで坪5万円程度ですかね。

このあたりちゃんと計算すれば、まず投資的にババは引きません。
不動産投資におけるインカムゲイン派の出口考察にはこの視点はかかせません。

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