新型コロナによるテレワークの促進…?

このような記事があったので取り上げてみます。

米グーグルは3日、スマートフォンの位置情報データを使って、新型コロナウイルスの感染拡大を受けた各国の外出制限などの取り組み度合いを分析した報告書を公表した。職場へ来る動きは、米国では普段より38%減、イタリアでは63%減になっているのに対し、日本は9%減にとどまり、日本の対策の遅れが目立っている。

テレワークできる企業ってかなり限られてるんですよね。
設備面と文化面で。

テレワークできる状態にない

設備面でいうと、闇クマのTL見るに、リモートワークとはいっても結構な割合が「設備の整っていないリモートワーク」をしてて、暇だ暇だとTLを賑わしているわけです。(少し羨ましい笑)
その意味でも、設備整って無くて仕事できなくても金だけは出して家にいさせられる大企業でしかできない感じはする。
元々設備整ってるごく僅かな先進的企業と、整ってないけど対外的な体裁も含め無理やりやらせてる(やらせることができる)大企業の嗜みとなるわけですね。
後者は賞与まわりで給与に響きそうですけど。

で、こういうコロナのようなパンデミックリスクへの耐性に強くなるよう元々設備投資してた企業のダメージが相対的に少ないとして。
公金はどこに注入されるかというと、そういう準備を整えていなかった企業なわけで、本当にそれは正しいの?という目線も持ったほうが良いですよね。
何事も、「負けたもん勝ち」っておかしくて、かぼちゃの馬車の債務免除とか、今回も、コロナ前はエンジン全開でリスク取って好景気享受してたけど、コロナ発生で大損失した個人、企業に無条件で給付するのは必ずしも健全ではない。
色々な努力(投資)して耐性強くしてた企業や個人に対して「困ってないっしょ!」で給付対象外って本質的には不平等なわけで。
所得が減少した世帯だけに給付するのはその点大きな問題を抱えているんですよ。

たまーに頭の極めて弱い人が、表面の表面の表面くらいの道徳を持ち出して、「苦しんでない人を助ける意味があるのか!」とか言うんですけど。
こういうときに苦しまないように努力してきた背景全部捨てさせるの?負けたもん勝ちでいいんですか?なんて思うわけです。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする