私の投資戦略は、高属性を背景に少額の自己資金でレバレッジを効かせ、さらに複利効果で資産拡大を図るものです。
投資の基礎知識の1つに「複利効果」があります。
複利効果とは、投資によって生じた運用益を再投資することで、運用益からも投資収益が発生することです。
下記計算式で示される通り、単利運用と複利運用による差は、利子率と投資年数により変動します。
当然、利子率が高く、投資年数が長いほど複利効果は高まります。
■単利
預金元本+預金元本×利子率×年数
■複利
預金元本×(1+利子率)^年数
例えば、5000万円を年利10%で複利運用すると、20年後に3億3600万円、約6.73倍になります。
単利では 1億5000万円となり、その差は 約1億8600万円です。
■複利効果
単利の場合 | 複利の場合 | 差額 | |
0 年後 | 50,000,000 | 50,000,000 | 0 |
1 年後 | 55,000,000 | 55,000,000 | 0 |
2 年後 | 60,000,000 | 60,500,000 | 500,000 |
3 年後 | 65,000,000 | 66,550,000 | 1,550,000 |
4 年後 | 70,000,000 | 73,205,000 | 3,205,000 |
5 年後 | 75,000,000 | 80,525,500 | 5,525,500 |
6 年後 | 80,000,000 | 88,578,050 | 8,578,050 |
7 年後 | 85,000,000 | 97,435,855 | 12,435,855 |
8 年後 | 90,000,000 | 107,179,441 | 17,179,441 |
9 年後 | 95,000,000 | 117,897,385 | 22,897,385 |
10 年後 | 100,000,000 | 129,687,123 | 29,687,123 |
11 年後 | 105,000,000 | 142,655,835 | 37,655,835 |
12 年後 | 110,000,000 | 156,921,419 | 46,921,419 |
13 年後 | 115,000,000 | 172,613,561 | 57,613,561 |
14 年後 | 120,000,000 | 189,874,917 | 69,874,917 |
15 年後 | 125,000,000 | 208,862,408 | 83,862,408 |
16 年後 | 130,000,000 | 229,748,649 | 99,748,649 |
17 年後 | 135,000,000 | 252,723,514 | 117,723,514 |
18 年後 | 140,000,000 | 277,995,866 | 137,995,866 |
19 年後 | 145,000,000 | 305,795,452 | 160,795,452 |
20 年後 | 150,000,000 | 336,374,997 | 186,374,997 |
不動産投資において複利効果を得るにはどのような投資手法になるでしょうか。
複利効果を生かせば、最初のスピードは遅いものの、軌道に乗れば雪だるま式に資産が増えていきます。もちろん、軌道に乗せるのが難しいのですが…