投資用不動産の価格転換期、低属性終了で高属性チャンス到来?

投資用不動産の価格が転換期となっているようです。
空前の金融緩和により溢れるマネーが金融機関の審査基準を緩ませ、
ここ数年は年収が400万円台でもフルローンおよび諸費用込で融資をするオーバーローンまで可能としていた。

そこで皆様ご存知のスルガショック。かぼちゃの馬車やTATERU等のアパートに投資する際、
不動産業者が投資家の預金残高などの保有資産を改ざんし、スルガ銀行もそのことを実質的には知りながら審査を行い融資をジャブジャブ出していたことが発覚。

この件で各金融機関もエビデンス確認の強化をするとともに、積極的な融資姿勢から転換を行なっていくことになった。

最近ではいくつかの不動産業者が売主に対しての売却目線を低めで提案しはじめ、
一部の市場では既に価格下落により利回り上昇が観測されている。

低属性の資産拡大はもう閉ざされる

かねてから記事にしているとおり、これからは低属性が資産を拡大するチャンスタイムは終了に向かっていくことになりそう。
結果論であるが、この低属性の資産拡大というのは非常に限られたスポット的なチャンスタイム。
2013年~2014年あたりの「不動産価格が低いのに融資が緩み始めた」という歪みを捉えて一気に低属性でも融資をつけて、
2017年~2018年あたりに売却益を出す、もしくは大きなインカム収入を生む物件を継続保有することでクラスチェンジを図ることができた。
つまり、2017年に参入した低属性が資産拡大できたかというと微妙なわけ。

今は逆に高属性のチャンスタイム。
融資が絞られて不動産価格が下がり始めるも、まだ融資を出してくれる金融機関がいる人達にとっての大チャンスなんです。

自分が決済予定の物件も、数ヶ月前まではありえない水準のCFを生む物件です。

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