高属性サラリーマンが捕まる区分マンション投資

区分ワンルームマンション投資は資産拡大に適切ではないで述べた通り、新築区分マンション投資の間口が広い理由は下記です。
①1単位の投資額が1棟物と比べて小さい。
②区分なので駅近物を多く供給できるため、投資初心者が手を出しやすい(出してしまいやすい)
③RCが多いため耐用年数が長く、(クレジットがきれいな最初のうちは)融資を引きやすい。

実は上記全て高属性サラリーマンが区分マンション投資に捕まる要素が含まれています。

投資額が1棟物と比較して小さく、立地の上では確かに魅力的な駅近物の物件に対して、「節税」「生命保険代わり」といった営業トークでサラリーマンに営業をかけます。
①、②はどちらも、初心者には魅力的な要素です。そして③の理由により、銀行が査定した不動産の価値が販売価格と比べて非常に低いものでも、高属性サラリーマンの個人に対する与信でフルローンが出てしまうのです。
この投資に手を出してしまうと、5物件もいかずに与信枠が頭打ちとなり、資産拡大の道は閉ざされます。
高属性サラリーマンのメリットがデメリットになる部分がここにあります。
高属性サラリーマンは融資を引きやすいですが、資産価値を認めづらい物件にも融資が出てしまいますので、安易に手を出すと資産拡大は望めません。

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