東京湾岸エリアの資産性③~地位(じぐらい)の低さ~

地位(じぐらい)とは、東京の「地位(じぐらい)」~都心5区でもピンキリ~で紹介している通り、土地のグレード、ブランド価値の高低を表す言葉です。

湾岸エリアの地位

湾岸エリアはこの地位(じぐらい)が極めて低いです。

江戸時代からの成熟した住環境なんて皆無ですし(江戸時代は海ですから。)、
現代の価値観としてもアクセス利便性が限られます。

元々湾岸エリアの先駆けである豊洲エリアは、
「都心レベルの利便性とまでは行かないけど、東京アドレスでありながら神奈川エリア並の価格で整備された緑地、運河、
開放感重視の都市計画がされたタワーマンションに住める」ことで一気に人気化したエリアです。

この「地位(じぐらい)が低いゆえの低価格」がいつの間にか忘れ去られているのです。
(もちろんデベロッパーの誘導です。)

とはいえ、地位(じぐらい)はあくまで今までの地歴であり、
現在のエリアの力(都心への近さ)のポテンシャルは高く、今後の開発次第で魅力的なエリアとなる可能性を秘めているのが湾岸エリアです。

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