実物インカム資産の素晴らしさを改めて

世間(というか投資界隈)ではコロナショックによる各種資産暴落で連日大盛り上がりですが、
改めて実物資産のインカム目線投資って強いよなと感じる次第です。

「強い」というのは、リターンが最強という意味ではありません。
(リターンを追求するなら、その時々の相場によっていくらでも他の商品が選択肢になり得ます)
では実物インカム目線の何が最強だと思っているか、それは、精神衛生が安定している点、どんな市況でも参入できる点、です。

以下にて説明します。

そもそも実物インカム目線とは

そもそも実物インカム目線とは何でしょう。
それは、不動産という実物資産を保有し、毎月の賃料の獲得を目的(目線)とした投資です。
不動産の値上がり益の期待といったものではなく、取得資産が生み出す毎月のお家賃を得ることを目的に実施する投資を指しています。

精神衛生がめっちゃ安定している

この実物インカム目線は精神衛生上非常に安定した投資です。
日々の不動産市況などほぼ関係なく、日本の安定した家賃を管理会社からいただくだけ。
もちろん、入退去や修繕等のリスク要素はありますが、上述のとおり知識をつけて適切な賃貸需要のある立地・建物を手にしてしまえば、
どんな業種よりも安定した収益を生むでしょう。

今回のコロナショックの件に当てはめてみましょう。
株式市場は大暴落。特に利益確定などしていなければ、
ここ5年で投資を始めた方の収益は飛んでいるような様相です。

不動産を仕入れて高値で転売しようとしている投資家、業者、つまりキャピタルゲイン目線の方々はどうでしょう。
今後の景気逆回転により、ますます転売も難しくなってくる状態で戦々恐々としているのではないでしょうか。

翻ってインカム目線の不動産投資。
コロナショックで騒いだところで人は家に住みます。家賃も発生します。
インカム目線の不動産投資家たちの口座には、今までと変わらず、淡々とお家賃が振り込まれているわけです。

極論言えばいつ参入しても良い

さて、このような魅力的なインカム目線不動産投資ですが、以下のような意見を聞きます。
数年前までは「こんな高騰相場でいまさら参入できない」
少し前までは「融資も厳格化するのでこれから下がるかも。参入できない」
現在は「終わった!不動産暴落!こんな危険な投資参入できない」
上記全て、闇クマがそう考えている、考えていたわけではありません。参入できない人の声の代弁です。

でもよく考えてください。
インカム目線の投資と言っている以上、毎月のお家賃でキャッシュフローが出ている投資を指しています。
つまり、家賃から借入金の返済や諸経費引いたあとに、手元にお金が残る投資です。
この目線である以上、高騰相場でも良い物件仕入れて、キャッシュフローを上げれば良いのです。
確かに底値で仕入れた方が手元に残るお金は多いですよ。でも、それっていつですか?
そんなこと言っている間に世の中の投資家は、あなたが少ないと文句を言っているキャッシュフローを手にして、
土地建物の借入金返済を進めています。

このように、仕入れ物件さえ間違わなければ、高騰相場だろうと収益は上がるんです。
知識をつけた上で投資すればほぼ確実に報われるって、投資の世界では普通あり得ないんですよ。
リスクとリターンのバランスという意味で、ここまで良い方向にアンバランスな投資ってあります?
これはインカム目線だから言える話で、先程もあげたキャピタルゲイン目線だと、
高騰相場で掴んだ人は終わります。
ここ数年でキャピタル目線の仕入れした人は少なからず破綻するでしょうね。

ただ、上記は少々乱暴に言い過ぎています。あくまで基礎概念です。
ここに、細かな融資戦略とか、目先の大暴落が控えている場合の買い控えとか、
高騰相場時のロット調整とか、色々考えることはあります。

ちなみに、自宅投資、いわゆる「半住半投」の投資はキャピタルゲイン目線です。
自宅が買った時の値段より上がっているか、維持している状態で売却することを前提にしていますし、
別に家賃が入ってくるわけでもありません。
頭金やら修繕積立一時金やらを払った上で、毎月自分が家賃を払っているのです。
この状態でマンションの値段下がったら、馬鹿らしいことこのうえない投資です。

まあ、住まいですから、元々の半住半投の住側は消滅しないので良いという判断もあると思いますが、
少し前まで、たまたま実需で買ったマンションが値上がりしただけでつけ上がってたマンションクラスタの皆さん、
ずーっと闇クマが言ってた「無責任に勧めるな」という言葉が、昨今の相場でじわじわとわかってきてるかもしれないですね。
これからどんどん身にしみてわかることでしょう。

詳細は住まいは購入と賃貸でどちらが得か②あたりをご参照ください。
賃貸投資でインカム月100万入るようにして、賃貸の家賃30万払う方が自宅買うより良いですよね。シンプルな話です。

今回は実物インカム目線の素晴らしさを少しでも感じてもらえればと思い、記載しました。
実物インカムの収益が入ってくることにくわえ、
このような相場でも、闇クマはコロナショック前に株は利確しているので、じっくり腰を据えて現状分析に取り組んでいます。
闇クマはかねてより株の利確は早めにした方が良いことを申しておりました。
経済指標回覧~2019年6月14日~あたりをご参照ください。

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