用語
持家vs賃貸の二元論
もちいえたいちんたいのにげんろん
「買うか借りるか」だけの狭い枠。第三極の不動産投資を置くと答えが変わる
住まいを「購入するか賃貸にするか」の二択で論じる、永遠に終わらない論争の枠組み。税制優遇や同グレードでの月々コストを根拠に、少し賢い層では持家がやや有利とされ、持家派が賃貸派を見下ろす景色が定着している。このサイトは、その命題自体は概ね正しいと認めたうえで、枠が狭いと言う。
正しい構図は「賃貸 vs 持家 vs 不動産投資」である。自宅購入も人に貸す不動産の購入も、与信を使って不動産を買う行動は同じだ。違うのは、ローンの元本を返すのが自分か入居者かという一点にある。与信を収益不動産に使い、自分は賃貸に住めば、賃料収入から返済を引いた手残りが給与に乗る。手取り50万の家計が手取り100万の家計になり、同じグレードの家に賃貸で住んでも生活と貯蓄の余力は上回る。住まいの身軽さと資産形成が両立する。
持家を否定しているわけではない。与信を使わずただ借り続けるなら、出口のある持家を早く買う方がよい。ただ、どちらが得かを断定するブロガーやFPは信用しないこと、そして第三の選択肢を知ったうえで決めることを求めている。
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